他人の写真をみていると、上手い人では、被写体の背景がボケの雰囲気のある写真を目にすることがありますよね。
最近、写真を始めた人やボケの写真を撮ってみたいと思ってしている人から見ると、ボケた写真を撮るには、「結構大変そう!いろいろなことを勉強しないといけないのでは?」と思ってしまいがちです。
確かに、カメラの機能については、多少覚えておかねばなりませんが、そんなに難しくはありませんよ。
この記事では、「簡単にボケた写真を撮り方」について紹介していこうと思います。
ボケとは何?
ボケとは、レンズの焦点(被写界深度)の範囲外に、メインの被写体以外の部分を意図的にピンぼけさせて美しく見せる方法をいいます。
では、「これをマスターするにはどうしたらいいのか?」ということですね。
まずは覚えることは5つです。
①一眼レフとミラーレスなどのレンズ交換できるカメラの方が効果が大!
レンズが交換できる一眼レフかミラーレスカメラではないと、基本できません。
コンパクトカメラでも、できることはできます。
しかし、このボケの表現の広さは、レンズ交換できる一眼レフやミラーレスなどより、ボケ味の表現がしにくいので、あまりおすすめできません。
②カメラの絞り(F値)を小さくする
一眼レフデジタルやミラーレスなどは、ボケを強めたいという撮影では、「Aモード・AVモード」など表記されます。
この機能は、自分で絞り値(F値)を設定することができますが、シャッタースピードはオートなので変更はできません。
背景のボケの表現をさせるには、この数値は(絞り値)を背景のボケ具合を調整することによって、ボケの表現の広さを変えることができます。
『F値を小さくすると背景がボケやすくなり逆にF値を大きくすると背景までくっきり写りやすくなる』ということを覚えておくといいかもしれませんね。
背景のボケ具合を表現するには、F値を小さくすればいいのです。
F値を変えるだけで、ボケ具合もかなり変わりますよ。
③被写体との距離を縮める
被写体にカメラを近づけるほど、背景にあるものがボケやすくなります。
ただし、近づけ過ぎると被写体が大きく成りすぎて、構図的に良くない場合もありますので注意を払って下さい。
④望遠レンズまたは望遠ズームにするとボケは簡単に作りやすい
レンズの焦点距離を大きくすることによってボケを作りやすくなります。
⑤被写体と背景の間の距離は遠いほどボケを作りやすくなる
被写体と背景の間が開いている(背景が遠い)ほど、ボケが作りやすくなります。
この5つを覚えて試して見て下さい。
まとめ
ボケを作ることで、写真の空間が広がったように見えるようになり、
ちょっと上のランクに腕が上がったような写真が出来上がるかもしれませんね。
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