一眼レフの特徴といえば、レンズが交換できることですね。
本格的にカメラを趣味にしようと、一眼レフを初めて買う人にとって、一番困るのがレンズ。
それは、レンズを変えることによって構図も、写真の出来も変わってくるからです。
とはいっても、一眼レフを初めて間もない人にとっては「よく分からない」の一言ですよね。
この記事では、レンズについて話をします。
レンズの種類は大まかに3つに分けられる
レンズには広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズと大きく分けて3つあります。
ここで話をする前に、私はフィルムカメラのときに覚えている知識なので、レンズの焦点距離やレンズの長さなどは、フルサイズの基準のため、デジタルカメラ機種によっては、違いがあることをご理解下さいね。
標準レンズ
標準レンズとは、だいたい50mm前後のレンズと言われています。
よく見かけるレンズで、35mm〜60mmのレンズがその標準レンズに当たるのではないでしょうか。
「自分が見ている感じで写真も写る」というのが特徴ということを覚えているといいでしょう。
広角レンズ
広角レンズとは、35mm以下ぐらいのレンズをいい、20mmぐらい以下のレンズを超広角レンズといわれます。
広角レンズの特徴は、広い範囲が写り、遠近感が強調されます。
これは、被写界深度(ピントの合う範囲)が深いため、ピントが合わせやすく、手前ものはより大きく、遠くのものはより小さく写るという特徴をもっています。
簡単に言うと、奥行きがある写真に適しているレンズです。
例をあげると、風景写真など奥行きがある写真や広い範囲で写したいものなどに最適といえます。
望遠レンズ
望遠レンズとは、70mm以上のことを望遠レンズと呼んでいます。
望遠には種類があり、70mm〜100mmを「中望遠レンズ」、100〜300mmぐらいレンズを「望遠レンズ」、300nn以上を「超望遠レンズ」と呼んでいます。
望遠レンズの特徴は、遠くのものを大きく写すことができる分、写る範囲が狭くなり、被写体が強調されやすくなります。
これは、広角レンズとは逆に被写界深度(ピントの合う範囲)が浅くなるため、クローズアップした被写体にピントが合い、後ろの背景はボケやすくなります。
望遠レンズは、遠くにあるものを撮りたい時や背景をぼかしたいときに使われるレンズです。
ただ、望遠レンズを使用するときは、画質が粗くなるデメリットもあるので注意が必要ですね。
単焦点レンズとズームレンズ
単焦点レンズ
単焦点レンズとは、1つ焦点距離しか持たないレンズのことです。
焦点距離は、撮影画像の画角(撮影範囲)になります。
つまり、レンズに「50mm」と書いていたら、50mmnの撮影画像の画角(撮影範囲)に、「135mm」 と書いていたら同じく、撮影画像の画角(撮影範囲)になり、その範囲の撮影しかできないレンズになりますね。
単焦点レンズの利点は、「明るいレンズが多い」ことが特長にあげられます。
つまり、「明るいレンズ」が多いということは、さまざまな利点があるということですね。
本当は私が、詳しく説明するほうがいいのですが、もっと詳細にかかれているので興味があれば参考にして見てください。
ズームレンズ
1本のレンズで、焦点距離を変えることができるレンズです。
単焦点レンズとは違い、1本で複数の撮影画像の画角(撮影範囲)を変えることができるので、撮影に応じて、レンズを変えることをしなくていいことが利点です。
広角ズームと呼ばれるのが、16-40mmぐらいのレンズで、24-200mmぐらいが標準ズーム、55mm-300mmぐらいが望遠ズームとしてあります。
また、広角から望遠までズームできるレンズもあります。
レンズといってもこれだけの呼び名種類があり、その特徴によっては使い分けをしなければなりませんよ。
まとめ
初心者にとっては、いまいちどうしていいかわからないと思います。
最初は、ズームレンズ(広角から望遠がある)を買うのがおすすめです。
そして、ある程度使いこなせるようになったら、単焦点レンズをトライしてみるのもいいでしょうね。
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