「なかなか写真の上達があがらない」
「写真を撮っても新鮮さが感じれれない」
など感じていて悩んでいませんか?
これらを感じているのなら、写真の技術向上に間違った行動を取っている可能性があります。
今回は、写真の技術向上のためにあなたがとる行動・思考について話したいと思います。
「写真が上達しない」それは、なぜ?
いくら撮っても、「なかなか思うような写真が撮れない」と感じて、あなたは普段カメラ仲間や友人と話してませんか?
また、ネットでブログやyoutubeの閲覧、写真関連の専門書を見て、少しでも「いい写真を撮りたい」と勉強しているはずです。
それは、それでいいことですが、ここで落とし穴があります。
以下の行動・思考をとっていたならすぐに改める必要があります。
1.カメラやレンズのスペックを調べることに多くの時間を費やしている
2.カメラ仲間や友人とカメラの話をしている。
もし、あなたがそういったカメラやレンズの話をしているということは、あなたの写真の成長が止まってしまう恐れがあります。
どういうことかというと、最初は写真の撮影の話をしているかもしれませんが、自然にカメラやレンズなどの機材の話になることがあるはずです。
たぶん無意識的に「いい写真が撮れない」=「カメラやレンズの性能が良くない」と判断し思い込むからです。
カメラやレンズのスペックの話をするのが楽しい気持ちはすっごく分かりますが、機材が変わると確かにカメラやレンズの性能が上がる分だけ、綺麗な写真を撮ることができます。
しかし、綺麗な写真ができるだけで、「いい写真」とはいえないのです。
そして、また新しい機材を買ってしまう・・・カメラ沼やレンズの沼にハマってしまいます。
これは、写真の上達が止まっている症状です。
つまり、機材ばかり性能が上がっても、腕がついていっていないのです。
私も以前は、良いレンズやカメラを使うかどうかがいい写真を撮るための必須条件だとさえ思ってました
でも、これは大きな勘違いだということに気付きました。
次にカメラやレンズの会話から写真の会話に変えることで、あなたの写真の成長が見えててくることについて話します。
会話の内容を変えるだけで、あなたの上達も見えて来る!
画素数や解像度、色調、ぼけ感などカメラの画質を決める要素ってたくさんありますよね。
では、写真を見る人の目線に立って考えてみてください。
写真を見てくれる人が、この写真は何のカメラを使っていて何千万画素で何ミリのレンズを使っていてF値が何のレンズを使っているかどうかを気にしながら写真を見ていると思いますか?
たぶん写真を見てくれる人はが、スペックマニアでもない限り、カメラやレンズのことなんて1ミリも見ていないし、考えてもいません。
なぜなら、カメラやレンズの性能は撮影する手段であって、写真の主役ではないからです。
高性能のカメラやレンズは、確かにいい写真を撮れるようになりますが、本当の意味でいい写真が撮れるようになるかどうかとは関係のない話だということです。
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写真に関する質問をすることが大事
でも、もしあなたが本気でいい写真を撮れるようになりたくて上級者やプロの方に質問するチャンスがある場合があったらカメラの話をするのはかなりもったいないですカメラの話をやめて今すぐ写真の話をしてください。
「何のカメラを使っていますか」という質問ではなく、
「写真の露出を決める時に何から決めてますか?」
「撮影後に写真を選別するルールとか手順とかってありますか?」
「写真を現像するときに大事にすることが何ですか?」
といった写真に関する質問をするようにして下さい。
間違っても「何のカメラを使っていますか」という質問はしないように。
また、カメラ仲間との会話も少しずつ写真の会話に変えていきましょう。
カメラのスペックの話に時間を使うより、こういった写真の話ができるようになれば、あなたの写真はどんどん成長していくはずです。
もちろん、カメラやレンズを集めたりスペックを調べるのが楽しいならそれもありです。
でも、ほどほどに。
でも、もしあなたが「よりいい写真を撮れるになりたい」と真剣に考えてるのであれば、カメラやレンズの機材の会話でなく、写真撮影の話をメインにするように気を付け、実践するようにしましょう。
そうすれば、撮影テクニックの選択肢が増えて、写真の考え方やスタイルも養われていい写真ができるでしょう。
また、あなたにしか取れないような印象的な写真が撮れるようになります。
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