写真が趣味の人は誰だって「いい写真を撮りたい!」「納得いくような写真を撮りたい」って思いますよね。
私も写真が好きで、やり始めて数十年経ちますが、その思いは変わりませんよ。
しかし、今やカメラの性能は昔と比べて段違いの進歩。
「いいカメラで撮れば、いい写真を撮れる時代になった」とほとんどの人がこの感じているのではないでしょうか?
この記事では、「いい写真を撮るには」についてもっと、掘下げていきましょう。
「いい写真」=「カメラの性能」では決してないことを理解すること!
良く、雑誌やテレビ、ネットでは、「いい写真を撮る」=「カメラの性能」と会話や宣伝で話や映像で聴いたり目にしたりすることがあります。
勘違いしやすいのは、カメラの性能が良くなって撮れるので、いい写真を撮れると思いがち。
これは、カメラの性能が上がって「綺麗な写真」が撮れるのであって、「いい写真」とは違います。
つまり、写真の質が上がっただけで、自分の腕が上がったわけではないことを理解しておくことが必要ですね。
カメラやレンズの性能ばかり気を捉えないように、腕(技術)を重視しましょうね。
それを感じたきっかけは、当時働いていた写真会社での出来事でした。
私は、今のようなデジタルカメラではなく、当時はフィルムカメラで写したものを現像または焼付の作業をしていました。
そこで、たくさんのフイルムを焼付けしていると、構図やピントなど目にすることが多く、私が「上手いなぁ」と思う人は、周囲から話を聞くと、決して高いカメラを持っているわけでなく、それより安いカメラを持っていました。
その時に感じたのは、「やっぱり腕(技術)だ!」思いましたね。
「そのカメラの性能を上手く出し切り、構図・アングルを考え、いい写真を撮る」に越した事がないです。
とはいえ、私はそこまで技術もないのに人のことは言えませんね。
でも、「いい写真」とは、誰でも魅入ってしまう写真ではないでしょうか?
私も「こういう写真を撮りたい」と思うのですが、「面倒くさがり屋なのでちょっと厳しいかな~」って。
技術面は上がっても、チャンスに恵まれなければ「いい写真」は無理!
これって大事なことですよね。
いくら努力に努力を重ねて、腕が上がったって、絶好のチャンスに恵まれないと宝の持ち腐れです。
でも、絶好のチャンス=シャッターチャンスはそう、易々と来ませんよね。
では、絶好のチャンスを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
これは、簡単!「いつもカメラを持ち歩くこと!」これが、チャンスをモノにしやすくします。
でも、本格的に撮る方(風景写真など)はその時の場所や時間などは、いくらカメラを持って行っても、絶好のチャンスに巡り遭わないと無理ですね。
この場合は「運」しかないのかもしれませんね。
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