最近、各メーカーから高画素のカメラを発売で、賛否両論に意見が交わされています。
私自身は、せいぜい1200万画素が上限のカメラしか持っていませんが、高画素機のカメラにはやっぱり憧れますね。
今回は、高画素機についての簡単な説明とそのデメリットとメリットについて、調べてみましたので、参考になればと思います。
そもそも高画素機とは?
デジタルカメラが主流になり、「画素数」という言葉をよく聞く機会が多くなったはずです。
ほんの10年前までは、せいぜい2000万ぐらいの最高の画素数でしたよね。
時代は流れ、今や4000万画素や6000万画素などと言われる高画素機が出ています。
説明が逆になりましたが、高画素機と言われるカメラの画素数が名前どおりに高い画素機のことをいいます。
定義はありませんが、一般的にフルサイズ機は1000万画素ぐらいから2000万画素より上だと高画素機と言われるようです。
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高画素機のメリット・デメリットとは!?
どのカメラでもメリット・デメリットがあるものです。
そして、高画素機だってメリット・デメリットとがあります。
高画素機のメリット
①優れている解像力
なんといっても、他のカメラより優れている解像力ですね。
写真を構成する画素が多いので、細かな部分まで出せますので。見た目綺麗に見えます。
②トリミングの耐性
画素数が多いとトリミングの耐性も高いので、構図がイマイチでもトリミングによって自分が思っていた構図にできやすいということです。
普通、トリミングをすると画素数が少ない写真の場合、画像に乱れがでてしまい、見た目に仕上がりがよくできません。
なので、この画素数が多いということは、このトリミングの耐性があるよいうことは、かなりメリットがあります。
③期待される有望な分野
カメラでだけでなく、ビデオやデレビ・スマホなどのだんだんとモニターの解像度が上がっています。
テレビなどのモニターは、4Kも今は浸透されています。
いずれは、8K時代を目指して各メーカーも研究も進んでいる最中です。
8Kとなると、約3000万画素以上の画素数が必要になります。
そうなるのは、まだ先の話ですが将来性がある分野でもありますね。
④引き伸ばしにも最適
大きく引き伸ばしてプリンントにするのも最適です。
300dpiぐらいで A3サイズなら1500万画素、A4サイズなら800万画素ぐらいあれば、、高画素機でなくても問題ないでしょう。
ただ、A2サイズ以上引き伸ばしたいのなら、3600万画素(300dpi)ないと、厳しいかもしれませんね。
A2サイズ以上に引き伸ばしたいのなら、高画素機の方が適していると思います。
しかし、A2サイズ以上は滅多に引き伸ばすことはないので、「どうしても高画素機を購入」など考える必要性はないかもしれません。
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高画素機のデメリット
今度は高画素機のデメリットについてです。
①ノイズが出やすい
高画素機は、1画素あたりの面積が小さいためその分、光を受ける量が少なくなります。
つまり、「高感度に弱い」ということになります。
そのため、ノイズも出やすくなり、ISO感度を上げることも難し、暗所や動きの速いものに対しては、苦手の分野になります。
②ブレが起こりやすい
高画素機には、解像力もまた魅力な面、撮影時にブレ(手ブレ、ミラーショック、シャッターショック)などの影響を受けやすいという面もあります。
なので、撮影する時は要注意なところでもあります。
高画素機の長所を活かす必要性よりも楽しさを
高画素機は、「必要・不必要」など様々な意見もありますね。
高画素機の解像力もまた魅力ですが、これ(知識や技術)を活かして、「撮影を楽しむ」ことこそ一番気にして欲しいところです。
「綺麗な画質で見たい」「写真をもっと自分の気に入った構図でトリミングしたい」というのは、写真を撮っている人にとって誰でも思うことですからね。
ただ、 知識や技術とは別に、高画素機を絵画のように置き飾りにしたり、家の押し入れに入れっぱなしになるようだったら、購入を控える方がいいかもしれませんね。
最後に
個人的には、高画素機は魅力的です。
ただ、「撮影を楽しむ」のであれば、それはそれでメリットにはなると思いますが、上記にのように置き飾りや押し入れに入れっぱなしになるようだったら、高価なものなので、購入を避ける方が無難なのではないでしょうか?
それを決めるところは重要なところですね。
「どうしても高画素機を…」という人は、すぐに買うのではなく、レンタルして見て改めて購入という風にするといいのではないかと思います。
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